こんにちは、くるぶしです。
現在、カナダのバンクーバーで海外ニート生活中です。
前回の記事で銀行口座の開設方法を紹介しました。
カナダで銀行口座の開設方法を解説。おすすめはTDとBMOが簡単です。
今回は、開設後の利用方法についてお話しします。
日本とは違い英語での表記に困惑する方も多いと思います。
僕もそうでした笑
英語ができなくても大丈夫なので安心してください。
Chequing account とSaving accountとは
まず、銀行を利用する前に知っておくべきワードがあります。
それは、Chequing account とSaving accountです。
銀行口座を開設した場合、この2つのアカウントが自動で設定されます。
Chequing account
日本の銀行でいうと、当座預金口座のようなものです。
ATMでお金のやり取りやデビットカードの使用などに利用します。
ワーホリや留学の方、こちらの口座のみ使っていれば大丈夫です。
Savings account
定期預金口座のようなものです。
多額の貯金目的や預金をしたい方向けのaccountなので、ワーホリや留学の方にはあまり関係のない口座です。
ATMの利用方法
Chequing account とSavings accountが理解できたら、銀行のATMを利用しましょう。
引き出し手順
①銀行のカードを入れます。
②銀行口座開設時に指定した4桁のPinコードを入力します。
念のため手で番号を隠しながら打ちましょう。
③Withdraw(またはCash Withdraw)を選択します。
④Chequing account かSavings accountのどちらの選択するように出ます。引き出したい口座を選びましょう。
⑤いくら引き出したいかなど、画面の指示通りに行えば大丈夫です。
⑥お金を引き下ろした後は、お金とカード、レシートの取り忘れがないか確認しましょう。
入金手順
①銀行のカードをATMに挿入します。
②銀行口座開設時に設定した、暗証番号(4桁のPINコード)を入力しましょう。
③Depositを選択します。
④Chequing account かSavings accountのどちらのaccountに入金するのかを選択
③Cash(現金)かCheques(小切手)のどちらを入金するのか選択
④Cash(現金)もしくはCheques(小切手)をATMに入れます。
金額を確認し、問題なければOKやFinishのボタンを選択
⑤カードやレシートを受け取り取引完了となります。
「カナダの銀行は、入金時に現金を封筒に入れる必要がある」という話もあります。
しかし、最近は改善されてきて不要になりました。
銀行によっては、封筒をマシーンの近くに設置してある場合もあります。
ただ、入金時は金額に誤りがないか、ご自身で必ず確認しましょう。
給料の振込方法
カナダでお給料をもらう際に職場によって貰い方が違います。
貰い方は、3種類
①小切手をもらう ②銀行口座に振り込まれる ③現金手渡し |
また、上記の3つ以外に
TD利用者限定・アプリからも入金可能
な方法もありますので、順番に説明します。
①小切手をもらう
小切手は、Chequesと言います。
個人的には、このパターンが一番多いのかなと思います。
僕は、10個の仕事をしましたが、ほぼ全てこの方法で給料をもらってました。
小切手をもらったら、銀行に行きましょう。
窓口で小切手とカードを提示すれば、口座に入金してくれます。
その時に、「どの口座に入金するか」と聞かれます。
「Chequing」と答えましょう。
ATMでも入金可能です。
入金方法は、上記に記載した「入金手順」と同じです。
給料は、入金した際に金額の表示は正しいのですが、実際に引き出せるようになるには数日かかりますので、ご注意を。
②銀行口座に振り込まれる
こちらは、仕事を始めた際に職場に銀行の情報など聞かれるかと思います。
職場の指示に従いましょう。
給料明細もくれると思うので、給料日になったら、金額に間違いがないか確認しましょう。
日本の銀行と違い、どういう情報を教えたらいいのか難しいと思います。
銀行のコードであったり、自分の銀行の口座番号であったり色々あります。
混乱しますが、職場で確認しましょう。
銀行のコードについては、記事の最後に記載してますので、参考にどうぞ
③現金手渡し
税金の関係上、このケースは少ないです。
働いた期間が短い(1日や2日など)場合や、ブラックな職場だと起こり得ます。
大金の場合は、持ち歩くのも怖いので、さっさと銀行に入金しましょう。
④TD利用者限定・アプリからも入金可能
TD利用者のみとなります。
①TDのアプリをダウンロード
②アプリにログインし、Depoitを選択
③Chequing account かSavings accountのどちらかを選択し、入金金額を入力
④Cheques(小切手)の両面を写真撮影
⑤Finishを選択して、取引完了となります。
※念のため、入金が完了しているかオンラインで確認しましょう。
また、オンラインですので、自宅など利用するネット環境にも注意しましょう。
銀行のカードはデビットカードとしても利用可能
銀行の口座開設時にもらったカードは、銀行でお金のやり取りをするだけではありません。
デビットカードとしても利用できます。
ショッピングに、食事に、カフェにほぼ全ての場所で使えます。
銀行カードに自動でデビットカード機能がついてくることから、「カナダはカード会社」と言われる要因の一つだと思います。
デビットカードでの支払い方法
レジでお会計の際に、機械にかざすだけで支払いが可能です。
暗証番号の入力もかざす場合は不要です。
または、機械にカードを挿入、もしくはスライドするタイプもありますが、挿入が一番確実です。
多くの機械がかざすだけでOKです。
ただ、もし紛失したら、悪用されやすいのでご注意を。
デビットカード利用時の注意点
使いすぎには注意
デビットカードは、「使用回数」があります。
これは、毎月更新されます。
例えば、使用回数が20回とすると、20回は問題なく利用できます。
そして、それ以上その月に使わなければ、翌日に使用回数はクリアされて、再度20回利用できるようになります。
しかし、ここで一つ注意点があります。
使用回数を超えても、デビットカードの利用は可能です。
なので、21回目、22回目と利用ができます。
しかし、使用回数を超えての利用は手数料がかかります。
僕は知らずに利用しまくっていて、50ドルくらい無駄にしてました笑
使用回数は、銀行や契約プランによって異なります。
カナダはカード会社と言われていますが、現金でしか支払いできないところもあります。
現金もまだまだ利用が活発です。
ある程度の現金を持ち歩いたり、使用回数をきちんと確認するなど、注意してデビットカードは利用しましょう。
残高ゼロでもデビットカードは利用可能
デビットカードは、もう一つの怖い、一面を持っています。
なんとカナダでは、自動的に銀行から借金が出来てしまいます。
例えば銀行残高がゼロの場合でもなんの警告もなく、デビットカードが利用できます。
自分の口座を見ると、マイナスと書かれた金額が表示されます。
借金できる金額は銀行や契約プランによりますが、お金がないにも関わらず使えてしまうデビットカードは怖いですね。
使いすぎには注意しましょう。
カナダの銀行コード
銀行名 | 銀行コード |
Royal Bank Of Canada (RBC) | 003 |
TD Canada Trust (TD) | 004 |
Bank of Montreal (BMO) | 001 |
Bank of Nova Scotia (Scotiabank) | 002 |
Canadian Imperial Bank of Commerce (CIBC) | 010 |
給料を銀行振込をしてくれる職場だと、上記のようなコードが必要になってきます。
他の銀行をご利用の方は、こちらからどうぞ
銀行コードだけでなく、ご自身の口座の番号などの必要になるので、職場の人に確認しながら処理しましょう。
まとめ
以上、銀行の利用方法についてでした。
お金に関することもあり、最初は緊張しますよね。
でも、すぐに慣れていきますので、ご安心を
この記事が参考になれば幸いです。
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